台風の名前の付け方(各国)。米軍の動向予報。風速の測り方。多い時期
今回は台風について紹介します。
各国の名前の付け方
日本では「台風3号」のように番号で呼ぶのが一般的ですね。
特に被害が大きかった場合、「伊勢湾台風」のように上陸地点での名前が付けられることもありますが、一番新しい台風名称が1977年の「沖永良部台風」なので、最近は災害レベルの大きな被害を受けていないってことでしょうね。
予報と治水が発達したってことでしょうか。
アメリカでは、(台風ではなくハリケーンですが)女性の名前を付けていると言われますね。
カトリーナが大暴れしていたのを覚えています。
実は、1979年から男女同権の観点から男性と女性で交互に呼ばれているそうです。
今まで、女性の名前のみだと思っていました。(笑)
アジアの国々でも国際的な名前として「アジア名」をつけています。
日本は「テンビン」、「ヤギ」といった、星座の名前ですね。
中国は「ハイクイ(イソギンチャク)」、「ウーコン(悟空)」、「ハイエン(うみつばめ)」など。
イソギンチャク台風には遭遇したくないですね。。。
北朝鮮は「キロギー(雁)」、「ソナムー(松)」、「トラジー(桔梗)」など。
案外(?)可愛らしい名前の付け方ですね。
タイでは「プラピルーン(雨の神)」、「ラマスーン(雷神)」、「メーカラー(雷の天使)」など。
雷神とかは、なんとなく一番しっくり来ますね。
(神様だけでなく女性とか花の名前も付けています。)
最後に、フィリピンでは「マリクシ(速い)」、「ハギビス(すばやい)」、「ルピート(冷酷な)」、「マラカス(強い)」など。
分かりやすいですね。
名前なのに形容詞ですが。。。(笑)
米軍の動向予報
アメリカ軍も台風の動向予報を公開しています。
Joint Typhoon Warning Center (JTWC) <英語ページ>
「TC Warning Graphic」のリンクが予報図ですね。
気象庁のページと併せて見てみるといいと思います。
気象庁(台風情報)
風速の測り方
陸上の風速はこんな感じの風車が付いた風速計で測ればいいのは分かりますが。。。
海上の、特に台風の中心の風力ってどうやって測っているのでしょうか?
実は、衛星写真から推測しているようです。
こんな感じのパターン表があって、「周りの雲」や「台風の目の鮮明さ」などから判断するそうです。
右に行けば行くほど、強いそうです。
実際に、台風をこの図に当てはめるとなると難しいですね。(笑)
多い時期
気象庁が、台風の発生、接近、上陸の回数の統計データを公開していますね。
台風の平年値
本土の場合、7月~9月の接近回数が平均1回以上ありますね。
あと、沖縄はやっぱり年間通じてダントツで台風の接近回数が多いですね。
数カ月後の旅行を計画されている方は、参考にしてみて下さい。
Sponsored Link
コメント入力フォーム
当ブログでは、取り上げた人物や団体等について誹謗中傷する意図は全くありません。
もし不適切な表現や事実ではない内容等がありましたら、お手数ですが「該当記事のコメント欄」か
「問い合わせフォーム」へご連絡下さい。
もちろん、応援や感想のメッセージも大歓迎です。