松本人志が視聴率で爆笑問題に完敗!?放送倫理と過激さについて
ワイドショーなどの芸能ニュースが嫌いな松本人志さんが、レギュラーコメンテーターとして出演しているテレビ番組「ワイドナショー」。
さすがの松本さんも、この番組では「笑いを取ってはいけない」空気があることに戸惑いと新鮮さを感じているようです。
この番組が、「いいとも」の終了に伴い日曜朝の「いいとも増刊号」の時間枠の一部に移動したのですが。。。
視聴率で爆笑問題に完敗!?
ダウンタウンと爆笑問題と言えば、不仲説がかなり前からささやかれていて共演の話などは一種のタブーになっていました。
今回のいいとものグランドフィナーレで、多数の有名芸人と共にこの二組が共演した事自体が奇跡とか言われていますね。
不仲説の経緯について簡単にまとめると。。。
- 爆笑問題の太田さんがダウンタウンの松本人志さんをラジオで批判
- それにキレて爆笑問題を楽屋に呼び出した
- 「引退」か「パイプ椅子(で殴られる)」か「土下座」の選択を強要
- 爆笑問題が泣いて土下座した
となっています。
不仲というより、もう少し一方的な感じがしますけどね。(笑)
この事件について実は真偽が定かではないのですが、その後のこの話題に対する太田さんの反応から、土下座かそれに近い話になった可能性が高いと言うのが一般的な見方のようです。
そんな経緯のある2組だということを念頭に置いた上で、日曜朝版の「ワイドナショー」の初回視聴率が7.2%で、同じ時間帯の爆笑問題がレギュラー出演している番組「サンデー・ジャポン」の11.0%に負けてしまったとか。
土下座させた相手に負けてしまったのはカッコが悪い話ですが、文化人としての知的な印象がある爆笑問題を相手に日曜日の朝だとちょっと不利かもしれませんね。
ダウンタウンを朝から見たいとは。。。(笑)
ただ、初回は「サンデー・ジャポン」が防衛に成功しましたが、笑いを封印した「ワイドナショー」がどう戦うのか、今後が気になりますね。
放送倫理と過激さについて
4月6日に放送の「ワイドナショー」に出演した松本人志さんは、大晦日の名物(?)番組「絶対に笑ってはいけない」シリーズの話を引き合いに、放送倫理と過激さについて真面目にコメントしていました。
去年の大晦日に放送された「絶対に~」で男性タレントのオムツ交換シーン等がBPO(放送倫理・番組向上機構)で問題視されていることについて。。。
今に始まったことではなくて、昔からあって、そんなに僕も困ってもないし怒ってもない
むしろこれをきっかけに「笑ってはいけない」をやめれるな(という感じ)
本当にキツイんで、やめたい
僕がBPOに言いたいくらい
とコメント。
松本さんらしい逆手に取ったコメントですね。(笑)
ただ、放送倫理と過激さの兼ね合いについては本当に悩んでいるようで。。。
規制がなかったらアカンと思うんですよ
規制の中でどうがんばって、ギリギリのところで遊んでいる部分もあるんですよ
と倫理による規制の必要性について認めながら。。。
サービス精神からちょっとはみ出してしまうこともあるんですけど、それをナシにしちゃうとテレビは毒にも薬にもならなくなる
と過激さの必要性についても強調。
また、各局の放送姿勢についても。。。
各局が自主規制になっちゃって、ギリギリのラインすら突かなくなって、もうちょっとあと2歩くらい下がったところでやろうとして、これは問題ですよね
と行き過ぎた自主規制について苦言を呈しました。
この「過激さ(インパクト)」か「倫理」かについては、テレビ番組だけでなく映画やアニメ等でも盛んに議論されていますし、何か物を売るときの広告とかでも過度にインパクトのあるものが問題視されたりしていますね。
この辺りは、答えの出ない問題で世間の反応を見ながら調節していくしかないのですが、依然メディアの王様であるテレビが過度に「安全運転」を続けていると、勢力を伸ばしてきたネットに飲み込まれるのではないかといった懸念が、松本さんにもあるのかもしれませんね。
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