感染症の流行以降、密にならないアウトドアなアクティビティの一つとして車中泊を楽しむ方が増えました。
車中泊の便利アイテムとして徐々に浸透しているバッテリーですが、種類が豊富なだけに何を選んだら良いか悩まれる方もいるのではないでしょうか。
本記事では、車中泊にうってつけのバッテリーの種類や特徴から選び方まで紹介しますので参考にしてみて下さい。
1.車中泊愛好者必見!バッテリーの種類と特徴
車中泊でよく使われるバッテリーは主に小型で持ち運びの容易な「モバイルバッテリー」とAC電源を供給できる容量の大きい「 ポータブル電源」と呼ばれる製品に分かれます。
● モバイルバッテリー
メリット
・小型で携帯性に優れる。
・スマートフォンやタブレットなどの小型デバイスの電池切れを気軽に防げる。
・安価である
デメリット
・給電方法はUSBポートやワイヤレスから。
・家電は使用できないため、使用用途は広くない。
● ポータブル電源
メリット
・モバイルバッテリーと比較にならない大容量
・給電ポートとして、ACポート、USBポート、シガーソケットと幅広い
・家電も使用可能
デメリット
・携帯は可能だが、大きなものだと十キロを超える
・モバイルバッテリーと比較し高価
車中泊の場合、バッテリーを人力で運ぶ必要があまりないため携帯性を重要視する必要はありません。
むしろ、家電を利用した夏や冬の冷暖房対策にも使用できることから車中泊の場合はポータブル電源がオススメです。
また、ポータブル電源の中でも電池の素材によって種類が分かれますが、安全性と寿命の長さから主流となりつつある「リン酸鉄系リチウムイオン電池」を採用したものを選ぶと良いでしょう。
● リン酸鉄系リチウムイオン電池
メリット
寿命が長く、サイクル数は2000〜4000サイクル程度。
車内で、安心して寝泊まりをするためにも、リン酸鉄系リチウムイオン電池を採用したポータブル電源が車中泊向きと言えます。
2.失敗しない!車中泊におけるバッテリー選びのポイント
車中泊におすすめのポータブル電源 としては、次の5点に注目して選ぶと失敗がありません。
- 製品の大きさ
車中泊の場合、空間が限られるため快適に過ごせる空間を保てるように注意。
- 電池容量
容量が大きくなればなるほど、長い時間電気を使用できます。
500Whほどの容量で電気毛布を9時間以上使える目安です。
(50W✕9時間)
- 定格出力
出力が大きくなるほど消費電力の大きな製品が使用できます。
1,000Wほどになると、ヒーターや電気ケトルなど定格出力内であれば使用可能。
- ソーラーパネルの対応可否
ソーラーパネルに対応している場合、日光を利用し充電が可能。
車中泊の他にもキャンプなどで使用する際には便利な機能。
- ポート数
ACポート、USBポート、シガーソケットの口数が多ければ同時に機器を接続できる。
バッテリー選びの際は、車内で使用する電化製品を事前に確認しておくと良いでしょう。
3.車中泊のお供にはJackery Solar Generatorがオススメ
車中泊を快適に過ごしたい方には、「Jackery Solar Generator 2000 Plus」「Jackery Solar Generator 1000 Plus」の2機種がオススメです。
いずれの機種もリン酸鉄リチウムイオン電池を採用したポータブル電源とソーラーパネルをセットにしたモデルです。
- Jackery Solar Generator 2000 Plus
超大容量の2042Wh
定格出力3000W
Jackery Solar Generator 2000 Plus ポータブル電源 セット
- Jackery Solar Generator 1000 Plus
大容量の1264Wh
定格出力2000W
Jackery Solar Generator 1000 Plus ポータブル電源 セット
大きな差はポータブル電源の性能になりますが、いずれのモデルも殆どの家電に対応することができ、ソーラーパネルでの充電も可能なため車中泊で連泊する方でも安心して使うことが出来ます。
複数人で電気をたくさん使う場合は、「Jackery Solar Generator 2000 Plus」がおすすめです。
少人数で使用する際は、「Jackery Solar Generator 1000 Plus」を選ぶのが良いでしょう。
4.まとめ
車中泊で使うバッテリーを選ぶ場合は、リン酸鉄リチウムイオン電池を採用したモデルを選ぶと安心です。
製品が長寿命なこともあり、末永く車中泊ライフを支えてくれることでしょう。
車中泊で家電をたくさん用いて、より快適な車中泊をかなえたいという方はソーラーパネルとポータブル電源のセットも検討してみて下さい。